COPDは気流制限、つまり息が吐きづらいことを特徴とする疾患であるが、病態の本質は気道の慢性炎症である。喫煙や吸入物質により中枢気道から末梢気管支まで肺のさまざまなレベルで炎症が惹起される。その結果、プロテアーゼ・アンチプロテアーゼの不均等や、オキシダント・アンチオキシダントの不均等などにより、肺胞の破壊や気管支粘液腺の肥大が起きると考えられている。
原因 [編集]
COPDの最大の原因は喫煙である。COPD患者の90%は喫煙者であり[18]、非喫煙者に比べて喫煙者ではCOPDの発症リスクは6倍である[19]。また喫煙者の約10 ~ 15%がCOPDを発症するが、高齢者に限ると50%近くがCOPDである[20]。その他の原因として、室内空気汚染(木材や石炭など、調理・暖房用の室内燃料による)、大気汚染、化学物質や粉塵の吸入、遺伝によるもの(α1-アンチトリプシン欠損症)、小児期の肺炎・気管支炎などがある。
クラシック音楽
南極と北極
への付く言葉
ザ・和歌山
産業とは!
世界の演劇
慣用句集
かの付く言葉
七五三
靴に囲まれて
自転車
婦人科
香道
遺伝子疾患
洞窟
ジョギング
債券
クリケット
通訳
アメリカンフットボール
分類 [編集]
病変の主座による分類 [編集]
COPDは中枢気管支から末梢気道に至る気道に慢性炎症が生じる疾患である。炎症の主座により、主に肺胞の破壊が進行する気腫優位型(以前の肺気腫)と、主に中枢気道に炎症をおこす気道病変優位型(以前の慢性気管支炎)に分類されるが、これらが種々の割合で混在する。
病期分類 [編集]
GOLDや日本呼吸器学会の分類では、COPDの重症度はスパイロメトリー検査により、1秒量の正常値に対するパーセント (FEV1/ predicted FEV1) で、0期(COPD予備群)および I 期 ~ IV期の5期に分類される。
労作時息切れ、咳嗽、喀痰がみられる。重症になると、呼吸困難、低酸素・高炭酸ガス血症により、意識障害をおこし、死に至ることもある。また肺炎、気管支炎をおこしやすく、重症化しやすい。
また、食欲減退により、栄養不足による体力低下や体重減少を引き起こし、寝たきりに近い状態に陥る場合も見られる。
検査・診断 [編集]
息切れ、咳嗽、喀痰といった症状を持つ喫煙者はCOPDの可能性がある。 スパイロメトリー検査で1秒率70%未満であった場合、気管支拡張薬(β2刺激薬)を吸入させ、もう一度スパイロメトリー検査を行う。再び1秒率70%未満であった場合、COPDが強く疑われる。
気管支拡張薬吸入で気道の可逆性がみられれば(つまり、1秒量が大きく改善すれば)、気管支喘息の可能性が高くなる。
胸部X線検査、CT検査等で肺腫瘍やびまん性汎細気管支炎など、他の疾患を除外する。CTで気腫化病変を認めた場合、気腫優位型のCOPDの可能性が高い。